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公開シンポジウム9/15『理数系教育とジェンダー』

<概要>

日本社会のジェンダー平等に向けた歩みは遅く、さまざまな領域で活躍する女性は依然として少ない。とりわけ理系分野の専攻や職業における女性割合は低く、事態の改善は政策的課題としても位置づけられている。以来10年以上が経過し、科学技術人材としての女子・女性の育成を支援する諸事業が実施されてきたものの、そのほとんどが教育課程外で行われている。学校教育の外でこうした取組みが必要となっているのはなぜなのか。学校の理数系教育において女子が十分に学べていないからなのか。本シンポジウムでは、フェミニズムが科学教育に与えた欧米の経緯にも詳しい算数・数学教育と理科教育の専門家らを招き、日本の理数系教育とジェンダーに関する先駆的研究や実践の話題提供を受けつつ、他分野の実践や研究に詳しい有識者を交えてともに議論する。理数系教育とジェンダーに関して学校教育にできることを広く議論し発信したい。

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