日本文化人類学会 第55回研究大会(オンライン)男女共同参画・ダイバーシティ推進委員会キックオフシンポジウム「人類学者の心地よいライフ・ワーク・バランスを考える:日本文化人類学会の現状を知ることから」
昨年度より日本文化人類学会に男女共同参画・ダイバーシティ推進委員会が発足されたことにともない、このたび当学会の第55回研究大会にて、「人文社会科学系学協会における男女共同参画推進連絡会」Gender Equality Association for Humanities and Social Sciences(GEAHSS略称ギース))とNPO法人FENICS (Fieldworker’s Experimental Network for Interdisciplinary CommunicationS)との共催にて、フィールド研究者のライフ・ワーク・バランスを考えるイベントを開催することになりました。日本文化人類学会のイベントですが、学会員のパートナー(非会員)やほかの分野の方からのご参加により、より問題意識が高まることを期待しています。
日時:2021年5月29日(土)13:00-14:30
共催:GEAHSS、NPO法人 FENICS
参加方法:シンポジウムはZoomを利用して開催します。参加申し込みの方法は以下の通りです。
(1) 日本文化人類学会第55回研究大会への参加登録者は、あらためて参加申し込みをする必要はありません。開催日前にメールでZoomのURLとパスワードを送付します。
(2) 研究大会参加登録者以外は、以下のリンクから参加申し込みを行ってください。締め切りは5月27日(木)17:00(JST)とします。ご登録いただいたメールアドレスに、開催の前日にZoomのURLとパスワードを送付します。
<プログラム> 司会・中谷文美
趣旨説明
中谷文美(岡山大学)
会長挨拶
窪田幸子(芦屋大学)
「男女共同参画・ダイバーシティ推進委員会」立ち上げの経緯
Part I 日本文化人類学会の現状
「文化人類学会の男女共同参画の歴史・現状――ジェンダー比をみることから」
椎野若菜(東京外国語大学)
「女性研究者が生き残るために必要な資源とは」
嶺崎寛子(成蹊大学)
「地方国立大で育休を取る――高知大学人文社会科学部の事例」
岩佐光広(高知大学)
「子育てとフィールドワークの両立という観点から、子育てフィールドワーカーが直面する困難」
椎野若菜
Part II 人文系学会における日本文化人類学会の位置―ギースの紹介と他学会のとりくみ
「歴史学の場合」
井野瀬久美惠(甲南大学)
参加者で意見交換
学会としてサポートできるポイントは何か
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